コトバ、ハガユシ。

何の取り柄もない残念大学生、今日もコトバがもどかしい。

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『語弊学』、ことばの量的限界と質的限界。

本記事ではことばの限界を整理して共有することで無用な争いを避けようという僕の立場、 「語弊学」を僭越ながら紹介させていただきたいと思います。長文になりますがお読みいただけると嬉しいです。 通じ合えなさ、言い尽くせなさ こんな経験はありませんか…

辞書が持つ2つの「循環参照性」

循環参照 Aという語の定義にAという語が用いられている──。 Pの根拠がQであり、Qの根拠がPである──。 このような、「根っこの無い論理構造」を「循環参照」といいます。 登場する文脈に応じて、「循環定義」「循環論法」などとも呼ばれます。 皆さんが小学校…

「握りこぶし」は重言か?

重言リダンダンシー。 「馬から落馬する」「頭痛が痛い」などという表現が、正しくない言葉遣いの例としてしばしば取り沙汰されます。 English language also has a variety of different examples of redundancy, too, such as "at nine a.m. in the mornin…